2012年08月19日

遊楽部岳8.5合目(8月17日)

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オプタテシケ山まで山泊まり一泊で歩こうと思い、休みを入れていた8月の16~17日。
一日、いや半日毎に変わる週間天気予報と睨めっこをしていましたが、結局は16日が雨の予報となり山泊まりは断念。17日も山歩きには不向きな予報の上、16日にまとまった雨が降り、川のほうも微妙な状態。
今回のそと遊びは殆ど諦め状態でしたが、16日午後に発表された予報を見ると道南方面から天気が回復する予報となっており、喜び勇んで山を始めました。
選んだ山は、以前、道南方面の渓へ岩魚釣りに出かけていた頃に「いずれ歩いてみたい」と思っていた『遊楽部岳』です。
結構な距離を歩くコースのため、前日に八雲まで行き車中泊。
八雲の夜は星空で、翌日の晴れを疑いもしませんでした。
しかし、朝起きてみると、なんともどんよりとした天気。
早々に携帯で旧熊石の天気を確認すると晴れ。
「この曇り空は朝だけ」と信じきり、遊楽部岳の登山口へ。
登山口付近は霧雨でしたが晴れると信じきり、日本海に浮ぶ奥尻島を思い浮かべながら歩き始めました。
しかし、歩けど歩けど山は雲の中。
そろそろ木々の間から日本海側見えてもよさそうな稜線付近まで来たときに、初めて天気を疑いだしました。
風が無く青空の欠片のも見えないガスと霧雨の中でポツリと一言、
「晴れないな…」
この頃から登頂意欲が激減し、歩き続ける事に意味を感じなくなり始めます。
何処に遊楽部岳の山頂があるかなど全く分からず、ただ無意識に足を運びつつ急な登りを終えると『臼別頭 8合目』の標識があり、臼別岳のピークに達しました。
「ここで止めるか…」
などと思いながらも、その先に道が続いているため、また無意識に足を運びだします。
すると、臼別岳を下り終えた辺りに熊の掘り返した後が。
昨日の雨を考えると、昨夜~今朝のもの。
そして、古いう△こ。
更に、走ったと思われる新しい爪後がついた足跡。
そんでもって、真新しいう△こ。
熊の痕跡が多いことは予め知っていましたので、掘り返しや古いう△こくらいはあたりまえと思っていましたが、どうやら熊を追うような状況にあるらしき事と、所謂『熊日和』的などんよりした天気、更に「多分、今日この山に居るのは自分一人」という孤独さから完全に先へ進む気力が無くなり、8合目半辺りで撤退となりました。

帰りに汗を流そうと思い、初めて行った温泉は何と『準備中』。
「まぁ~、こんな日もあるか」と、落胆しながら帰路を辿りました。

追記
八雲のとある場所での車中泊では不審者と思われたのか、夜中に警官に懐中電灯の光を浴びせられたりと、何か散々な『そと遊び』でした。

コメント

流石です!
外遊びは全てが自己責任。
この時期は山や海の事故が絶えないですもね。
全ては頭から「安全」とか「大丈夫」と勝手に決め付けてたしっぺ返し。
きついことをいうと「自業自得」
外とは本来はそういう世界。

やっぱり山は晴れていないと何のために登る?って
考えちゃいますよね(^^ゞ

熊さんもそうだし、天候もそうだし、引き返す勇気は
正解だったと思います。

確か釣りキチ三平のなかに良い言葉があったはず。
「釣り人は水を恐れずあなどらず」
これはすべての外遊びに通じる考え方ですよね。

所詮人間は自然の中ではちっぽけな存在ですからね。
「謙虚に」が一番です(笑
>おやぢどの
「流石です!」
なんてお恥ずかしいのですが、
「もう止めたいな・・・」と思いながらダラダラ歩いている私に、くまさんが終止符を打ってくれたという感じでした。
私の場合、試練ではなく、あくまでも遊びという事で、ある意味情けないのですが苦しみに変わる前に止め事が多々あります。

こんな感じじゃ、雨天交じりの縦走は無理ですかね(笑)。

最近は、熊が恐くて、、渓流に一人では行けません

(^^;
>NaOさん

同感です(笑)。
とは言いながら、ここ三日程は熊スプレーを肌身離さず持ち歩いていました。

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